
みなさま、いつもありがとうございます。
いよいよ、2025年も残り2ヶ月!汗
今年の最終仕上げに入る時期になってしまいました!最後まで頑張ります!! さて、今回はネット社会が生んだ“新たなリスクと対策”について考えてみたいと思います。
それは‥
「口コミ」と「ChatGPT」が変える、企業の信用リスク
これからの時代は、たった1件の口コミが企業の命運を左右する時代と考えられます。 いまや、消費者の判断基準はHPでも広告でもなく「口コミ」にあると考えるべきでしょう。 Google やSNS上でのたった1つの低評価が、新規顧客の来店を止め、採用応募者の意欲を冷ますことすらあるのです。 特に医療・サービス・教育・士業といった“人で信頼が決まる業種”では、★1レビュー1件が経営上のダメージに直結するケースも少なくありません。
最近では、「スタッフの接客態度が冷たかった」「説明が不十分だった」「待ち時間が長い」といった小さな投稿の★1評価だけで、来院率・来客率が2~4割下がる事例も出ています。 もはや、口コミは、ただの「顧客評価」ではなく「経営リスク」と考えるべきかも知れません。
そして、今後の検索法はGoogleからChatGPTに移行しつつあることから、更に警戒が必要だと思われます。なぜかと言うと‥
ChatGPTをはじめとする生成AIは、人々の口コミやレビューを自動で読み込み、要約し、傾向を示すことができるため、「あの店の店員の態度がひどい!」や「この病院の先生は説明が丁寧だが待ち時間が長い」など、AIが瞬時に数百件の口コミを分析して
**“評価の定義”を固定化**
してしまうのです。
つまり、一度ネガティブな印象がデータ上に残ると、AIがその印象を拡散し続けてしまうので、 「AIによる評判の固定化」が、これからの最大のリスクになることが考えられます。
よくある口コミ炎上は‥
提供しているサービスや技術の問題からの口コミトラブルではなく、スタッフの対応、接客、接遇での“対応のすれ違い”が原因の多くを占めているのです。 更に、顧客の不満や誤解を「放置」したり、「不満投稿に対して理論武装」で言い負かしたり、「感情的」に返してしまったりすると、更に問題は深刻化してしまう事もあります。
特に「スタッフ任せ」や「口コミは運任せ」と考えている会社は要注意。 そこで、ChatGPTリスク対策は2つ考えられます。
1,《予防》社員・スタッフの教育」「2,《発見と対処》AIを用いた口コミ戦略」
ChatGPT時代に企業が取るべき対策の1つ目は、予防接種的な対策でもある「社員・スタッフの接客・接遇教育」です。これは「一度、学ぶと一生モノの口コミ対策財産」になります。 問題が起こってからではなく、起こる前にワクチン接種のように、一度学んでおくべきでしょう。しかも、ワクチンのような副作用は一切ありません。▶ぜひ、弊社にお問合せください(`・ω・´)b
そして、ChatGPT時代の対策の2つ目は、早期発見と対処として「AIを用いた口コミ戦略」
① AI を使った口コミモニタリング(有料サービスを利用)
SNS・GoogleレビューをAIが自動監視し、ネガティブな投稿を早期に検出。
初動48時間以内に対応する体制が、信用維持の鍵です。
② ChatGPTによる「感謝レビュー設計」
AI 分析でポジティブレビューの傾向を抽出し、
“満足した顧客が自然に口コミを書きたくなる仕組み”を作る。
防御型から「好循環型の口コミ戦略」へ転換する時代です。
③ 全社員のAIリテラシー教育
現場の一言が企業の評判を左右する以上、AIを正しく理解し、共感力のある対応を身につける教育が不可欠です。AIを恐れるのではなく「使いこなす文化」が求められます。
情報化社会の今、「信用・高評価」は、企業の最大資産です!!
これからのGoogle検索とChatGPT検索の時代に対して、①社員教育で低評価が生まれない対応法と高評価口コミをしたくなる仕組みづくりを構築し、社内共有する。そして、②低評価されてしまった場合は、迅速に対応を行うことと、③AIによる自動監視と半自動対応などの対策をできることから早期に整えておくべきではないでしょうか。
これらの対策を整えた結果、AIが、あなたの会社を「誠実な対応を積み重ねる企業だ」と自動的に判断し、その評価と信頼感を“見える化”し、表示し続けてくれるわけです。
会社の広告、求人をHPで行うといった常識はとっくに終焉しており、SNSが主力化し、続いてこれからは“口コミ・ChatGPT”に自動的に集客や求人をしてもらう。近い将来、そんな時代に入っているのかも知れません。
AIを敵にするか、味方にするかは、あなた次第です。それが、これからのレピュテーションマネジメント(信用管理)の本質なのかも知れません。 今日のあなたの素敵な出会いを祈っております。
営業とは応援だ‼
最後まで読んでいただいた貴方の優しさに、心からの「ありがとう」を贈ります。
日本開業医支援研究会
宮本新治
2025年10月27日

